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フィリピンに留学、新卒で海外就職した日本男児のブログ

【フィリピン語学留学】フィリピンなまりはあるのか?

この2月、3月のシーズン。フィリピンは、というよりセブ島は日本人で溢れかえる。日本の大学の長期休暇に合わせて大学生が英語を学びにどっと押し寄せるからだ。

 

今回は【フィリピン語学留学で英語話せる?フィリピンなまりはあるのか?】について説明していこう。

 

まずは筆者のフィリピン語学留学歴を紹介しよう。

1回目:日本人経営語学学校@セブ島(1ヶ月間)

2回目:韓国人経営語学学校@クラーク、ルソン島(1ヶ月間)

 

日本人の中でもフィリピンの語学学校については詳しい方だと思う。今までそれぞれの語学学校でそれぞれ1ヶ月、計2ヶ月間留学した。大差はないが日系資本と韓国系資本の違いについても少しは理解しているつもりだ。語学学校については別の記事で説明しよう。

 

  1. 【フィリピン語学留学で英語を話せるようになるのか?】

結論から言うと、話せるようになると思う。勿論「話せる」の程度がそれぞれの学習者によって異なることは承知だ。語学学校のフィリピン人講師ように話す英語力をつけるには年単位で掛かるだろう。それでもフィリピンでの語学留学は英会話初心者にはとても有効だと思う。以下がその主な理由だ。

 

フィリピン語学留学が初心者に有効な理由

  1. マンツーマンレッスン

マンツーマンレッスンは初心者が英語を話せるようになる最も近道だ。基本的にフィリピンの語学学校はマンツーマンレッスンとグループレッスンを提供している。マンツーマンレッスンはフィリピン人講師と受講生の1対1のレッスンだ。グループレッスンはフィリピン講師英語をできるだけ早く話せるようになりたい、コスパ良い留学にしたい、そんな読者の方は是非マンツーマンレッスンを受講すべきだ。

 

それはなぜか?考えてみてほしい。

今までの中学、高校、大学の英語の授業で率先して手を挙げて発言できていただろうか。おそらく、君の教室では一部の英語が元からできる人がドヤ顔で(筆者の偏見笑)主導権を握っていただろう。君を含む、その他大勢の学生はネイティブの先生に当てられないように息を潜めていたに違いない。実際に僕がそうだった。

 

何が言いたいかって、君が英語を話せない理由はずばり今まで英語を話していなかったからだということ。君たちは英語を自発的に話した時間が圧倒的に少ない。気づいていると思うが英語の教科書をいくら読んでも英語を話せるようにはならないのだ。グリーン先生とKENの会話なんでSiri以下だ。例えば自転車を上手く漕げるようになるために何をするだろうか。もちろん自転車の乗り方の教科書を読むのではなく、父親と一緒に膝を擦りむきながら自転車を漕ぐだろう。語学は脳のスポーツだ。実際に使ってカラダで覚えるしかない。

 

そんな君にマンツーマンレッスンは有効なのだ。実践、実践アンド実践の場だ。それは君が英語を話さないと授業が進まないからだ。50分の授業だったら単純計算で25分は君が話すことになる。(多分それはあり得ないが)文法や発音を間違えても笑う奴もいない。まさにお父さんに後ろから支えてもらって自転車に乗るようなものなのだ。そのうち英語を話す抵抗がなくなり自発的に話せるようになるだろう。何度失敗してもいい。その都度、優しい先生が直してくれるから。

 

  1. フィリピンの教育システム

フィリピンの教育システムも日本人が英語を学びやすい環境にしている。それはなぜか。フィリピン人にとって英語は母国語ではないからだ。フィリピン人も血反吐を吐きながら英語を勉強するのだ。フィリピンでは小学校の低学年から理数系の教科は英語で実施される。そうやって実践的な英語をフィリピン人すらも学んでいくのだ。その結果、フィリピン人は理数科目に弱いという国際的なデータもある(笑)また、基本的にフィリピン人はアメリカ人やイギリス人が多用するようなスラングを使わない。イディオム以外わざわざ辞書を使わなくても聞き取ることができるのだ。(海外かぶれのフィリピン人はスラングを使うかもしれないが)そうやって英語を学んできたフィリピン人は日本人が英語を学ぶ苦労もわかってくれるはずだろう。

 

  1. フィリピン人の性格

フィリピン人の性格は一般的におおらかだとされる。僕も1年以上フィリピンにいるが怒鳴られたことは一度もない。(まず怒鳴られるようなことをしない。日本にいても怒鳴られないが)授業中もこちらが間違っても優しく指導してくれるだろう。また、こちらの英語を間違って伝えてたり、意味を取り違っても意図を汲み取ってくれるような優しさがある。これはフィリピン人のホスピタリティに由来するに違いない

 

【フィリピンなまりはあるのか?】

最後にみんなが気になっているであろう、フィリピンなまりについて説明しよう。英語のアクセントや流暢さはフィリピン人によって異なるが、基本的にはなまりはあると言ってもいいだろう。もちろん、ネイティブのような綺麗な発音で英語を話す講師もいる。ただ講師全員がアメリカ人やイギリス人のような発音で話すとは思わないでほしい。ネイティブの英語を学びたいのであればフィリピン人から英語を学んではいけないだろう。そういう人はイギリスやアメリカに行くべきだ。ただ「今すぐ英語を話せるようになりたい人」はフィリピンで学ぶべきだ。 マンツーマンレッスンやフィリピン文化がきっと君のスピーキング力向上を助けてくれるはずだ。英語を学ぶ目的に合わせて留学先を決めるべきだ。僕が感じたのは、多くのインド人も中国人もそれぞれの母国語なまりの英語を話しているということだ。彼らは彼らの英語に自信を持って、世界で活躍している。それなら僕らも日本語なまりの英語を話してもいいのではないか。だって日本語が母国語なんだもの。なまりを気にしていては語学習得には時間がかかる。それならまず使える英語を獲得した後に綺麗な発音に矯正していく方が手っ取り早いし、上達も早いと思う。

 

今回は【フィリピン留学はアリかナシか?!】について話しました。今すぐ使える英語がほしいならフィリピン留学しかないです。

 

それではまた次回の記事で会いましょう。