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フィリピンに留学、新卒で海外就職した日本男児のブログ

【朗報】1年間12万円で海外大学に留学する方法

どうもサムライフィリピンです。

 

今回衝撃的なエントリーですが、事実です。

少しも盛ってません。1年間12万円で留学する方法をお教えします。(学費のみ)

 

この記事は、

経済的な理由で留学を諦めかけている日本の大学生、社会人の方

英語圏の大学に留学したい方

・語学学校では物足りないチャレンジャー精神旺盛な方

・経済成長著しい途上国で優秀な学生とともに勉強したい方

こんな人達に読んでほしいです。それでは行きましょうか。

 

フィリピンの東大、フィリピン国立大学に留学

  私は2017年8月から2017年12月までフィリピンにある国立フィリピン大学ディリマン校に留学していた。

 

  大半の授業は英語ないしはタガログ語(フィリピン語)で実施され、多くの留学生は英語で行われる授業に参加する。一部のタガログ語専攻の留学生で現地語で行われる授業にチャレンジしたりもする人もいた。

 

  フィリピン大学とは、フィリピン全土に複数キャンパスを持つ国立大学で日本でいう東京大学のような誉れ高い大学である。(すごい!!)その中でもディリマン校は特に受験生から人気が高い。特に力を入れている法学部や政治学部、経済学部からは歴代政治家や経済界に多くの著名人を輩出する名門中の名門大学である。

 

  しかしながらアジアの大学ランキングでは飛び抜けた存在ではない。東京大学と肩を並べるシンガポール国立大学、マレーシアの雄、マラヤ大学、タイのチュラロンコーン大学などと比較すると遠く及ばないのが現状である。

 

  フィリピン大学は国際的な評価を上げようと躍起になっている。その一環として海外からの留学生を増やそうという試みがある。

 

   今回私はフィリピン大学の留学制度の中のPrivately Exchange Studentというカテゴリーを使って留学に成功した。この制度のメリットは、

  1. 好きなタイミングで留学を開始できること(入学時期は年2回!!)
  2. 留学手続きで日本の大学を通す必要がないこと(基本的には個人で応募)
  3. TOEFL、IELTS、TOEICいずれの語学スコアも留学に必要ないこと(極論英語が話せなくても留学できる!)
  4. 学費が半期6万(1年で12万円!!安い!)

 

  個別に説明していくと、

  1.に関しては学期が始まる8月と1月のタイミングで編入することができる。(手続きは3,4ヶ月前から始まる)これによって日本で所属する大学とスケジュールを合わせて留学することが可能である。筆者の場合は日本の大学で春学期の期末試験を終えた後、急いでフィリピン大学に編入した。

 

   2.に関してPrivately Exchange Studentは私費留学生という意味であり、基本的には大学や政府は学費を肩代わりしない。そのため学費は自腹で払わなければならない。(トビタテやその他民間の奨学金を使うことは可能)つまり、日本の大学は関与しておらず留学に関する大学側の承認を待つ必要がないのだ。基本的にフィリピン大学の国際課の窓口は寛大で授業料や登録料さえ払えばフィリピン大学で学ぶことができる。どこの大学に所属していようと、大学側の協定が無かろうと、社会人であろうとニートであろうとオールOKだ。(2018年現在)

 

   3.についてこれは正直穴場だと思う。筆者は留学前、アジアの有名大学について色々調べたがほとんどの有名大学は語学スコアとその現地語のスキルを必要としている。例えば名門、国立インドネシア大学は留学生にTOEFLのスコアと授業に参加できるレベルのインドネシア語を課している。語学スコアを要さないのは、そこまで有名ではない大学とインドの大学と、ココであった。(現在は変更があるかもしれません)TOEFLやIELTSのスコアを持っていなかったり、試験が苦手な人でどうしても英語圏に留学したい人はフィリピン大学留学をおすすめする。しかも語学スコアを要さないのは筆者の使ったPrivately Exchange Studentに応募した時だけで大学の協定留学の場合にはTOEFL ibt61が必要となる。(低水準ではある)極論、英語が一言も話せなくても、英文の書類が読めて、フィリピン大学の国際課のスタッフとメールでやりとりできれば留学可能だ。

 

   最後に!皆さんお待ちかね、4.の学費について説明しよう。フィリピン大学は国立大学のため、フィリピン国内の他の私立大学と比べて学費が安い。しかも昨年のドゥテルテ大統領の大統領令によって国立大学の無償化が決定し、フィリピン人のローカル学生は授業料が無料になった。

 

   筆者が在籍した1学期分の学費は35,000ペソ(約7万円。2018年3月のレート、1ペソ2.1円で計算)であった。おい、話が違うじゃねえか!1年間12万だろ?そう思った人は振り上げた拳をそっと下ろしてほしい。筆者は授業を贅沢にも5つ履修した。1つの授業につき1,500ペソ(3,000円)追加される。もしあなたが登録料と1学期の授業を1コマだけ履修した場合、掛かる学費は28,500ペソで6万円を切るのだ。1年間で12万円。驚くべき安さだ。日本の大学の授業料分自分が学んでいるかどうか不安になるだろう。

 

   ということで今回の記事では、「1年間12万円で海外大学に留学する方法」についてお話ししました。生活費や家賃を含めても1年間で50万円は掛からないと思います。(泊まっていた学生寮は1ヶ月の家賃が6000円だった)

 

次の記事では「フィリピン大学での生活」について説明しようと思います。

 

留学相談についてはコメント欄からお願いします。

 

1人でも多くの日本人が海外で挑戦できるように。

 

それではSige po!!(さようなら)